新しい持続血糖測定器『リブレ』

当院では今年4月の早い時期から導入しました。

私も装着をしてみましたが、服の上からでもかざすだけで出てくる血糖値は本当に近未来的です。この機械のさらにすごいところは一般の血液による簡易血糖測定が、専用センサーを用いれば血中ケトン濃度も測定できます。10月には保険適応となり、インスリンなどの自己注射をされている方では保険診療の範囲で出来るようになりました。

 価格にしても大学で研究用に使用していた8年前の持続血糖測定器が120万円程度、その後3年後に1台20万円程度に下がってびっくりしましたが、今回はなんと7000-8000円という破格という価格設定もあって、一般に普及しそうです。

かつて勤務していた虎ノ門病院では入院患者の全てに夜中3時の血糖測定をしており、その結果たまにアマリールを朝に内服しているにも関わらず夜に無自覚性低血糖を起こしていたり、インスリンやSU剤内服者では一定数夜間無自覚性低血糖が起こっていることを経験しました。

糖尿病(特に低血糖のあるもの)では認知症リスクが高いことがしられ、特にインスリンやSU内服者に多いという報告がありますので、夜間無自覚性低血糖はその一因となっていることが強く疑われます。

また、すでにリブレを行った患者様の中には食べたもの、運動量がすぐに血糖値として反映されるのをみて、どのような食事が自分にあっているのか分かり、栄養指導よりも効果があったと話してくれた方もいました。一方で、血糖値が上がるのが怖く食事があまりできなくなってしまう方もいます。そのため、検査を受ける際に『必ずしも良い結果でなくてもいいので2週間様々な生活習慣や食事を試して、血糖の感覚を掴んでください。』と伝えるようにしています。

ご興味のある方はお問い合わせください。

http://techon.nikkeibp.co.jp/…/feature/15/327441/092600245/…

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