当院で土曜日に勤務している東京都健康長寿医療センター研究所の東 浩太郎先生の記事が毎日新聞、デジタル毎日(有料版)に掲載されました。9月7日の第1回に続く2回目となります。続きが気になるところですが、続きは残念ながら有料版ということで、視聴可能な方のみお楽しみください。

医療プレミア特集

コロナに負けない 骨粗しょう症対策

 インフルエンザの流行が気になる季節に入りました。今秋冬は、新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されますが、こもりきりの生活は筋力の低下、転倒による骨折という問題を招きます。老年病専門医で東京都健康長寿医療センター研究所研究員の東浩太郎さんの連載、2回目は骨の健康がテーマ。感染症の重症化予防でも注目される栄養素についても紹介します。

今回は、コロナ禍における骨粗しょう症診療について考えたいと思います。新型コロナウイルス感染症の流行により、屋外の活動やリハビリ等での通所ができなくなり、筋力が落ちている高齢者が増えています。また、日光に当たらなくなることによるビタミンD不足、通院控えによる骨粗しょう症薬の中断も懸念されます。これらのことは、骨折の危険につながり、今後、高齢者の骨折が増加する恐れがあります。今は、どこの医療機関も感染拡大防止策を徹底する必要があり、検査などのために早期の手術が受けにくい環境でもあるため、従来にも増して、骨折予防が重要となっています。感染症の重症化予防との関連でも注目される栄養素など高齢者が知っておきたい情報をお伝えします。

骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、病的に骨折しやすくなった状態です。骨折すると、痛みを感じたり行動が制限されたりして、生活の質が低下します。また、脊椎(せきつい)の骨折により、背骨が曲がり前かがみになると、肺活量の低下や、胃が圧迫されることによる逆流性食道炎など、他の病気の原因にもなります。内閣府が発表した2020年版の高齢社会白書によると、65歳以上の方が要介護になった原因のうち、骨折・転倒は12.5%を占め、男女別に見ると女性はさらに大きな割合(15.2%)を占めています。

健康寿命(介護の必要のない状態で自立した生活ができる期間)を延ばすためには、骨折してしまう前に、骨粗しょう症かどうかを診断し治療することが非常に大切です。09年に発表された東京大学による大規模な住民調査に基づくと、日本国内で骨粗しょう症の患者数は、1280万人(男性300万人、女性980万人)と推計され、40歳以上の女性の4人に1人は骨粗しょう症という状況です。高齢の方では、この率はさらに高まり…

■コロナに負けない 骨粗しょう症対策
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20201006med00m100007000c

 

連載第一回(9月7日)

コロナに負けずにシニアが健康を保つには

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20200902/med/00m/100/014000c

 

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