フレイル予防オンラインセミナー講演
2月21日、地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター主催のフレイル予防オンラインセミナーにて「診療所が取り組む地域包括診療とフレイル予防」をテーマに講演をしました。
当院では2018年の診療報酬改定をきっかけに高齢者をトータルに支えることを目的に「地域包括診療外来」を開設しており、そこで行なっているCGA(高齢者総合的機能評価)を活用した高齢患者へのフレイル予防の実際について話しました。
共同演者の大内尉義先生からは「病院における高齢者診療体制の構築とフレイル予防」
超高齢社会に求められる病院の役割、病院における高齢者の総合診療体制の構築と地域住民の健康長寿を支える仕組みづくりについて、虎の門病院と鹿児島共済会南風病院での取組の実際についてご講演がありました。
大内先生は私が東京大学老年病科に入局した時の教授であり、肩を並べること自体大変恐縮でありましたが、15年の時を超えて似たような考え方で地域医療と向き合っていることがわかり、勇気づけられたとともに大変勉強になりました。
地域医療振興協会の中村先生、西村先生とも情報交換することができ、大変有意義な会でした。