CDE(糖尿病療養指導士)からのワンポイントメッセージ
file:///Users/kazushinomura/Desktop/CDE%EF%BC%88%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E7%
CDE(糖尿病療養指導士)からのワンポイントメッセージ 2026春
CDE コラム 第3回
新生活、ちょっと疲れていませんか?
ストレスと血糖の意外な関係
糖尿病療養指導士(CDE)からのワンポイントメッセージ 2026 春
新生活が始まるこの時期は、環境の変化により血糖値のコントロールが難しくなりがちです。
無理のない範囲で、生活リズムを整えるコツを取り入れていきましょう。
🌸新生活で血糖値が乱れやすい理由
自律神経の乱れ
環境変化によるストレスで自律神経が乱れると、インスリンの働きが悪くなることがあります。
食事の不規則化
忙しさから食事時間がバラバラになり、食後血糖値の急上昇(グルコーススパイク)を引き起こしやすくなります。
疲労・睡眠不足
睡眠不足はインスリンの働きを低下させ、血糖値が下がりにくい「インスリン抵抗性」を悪化させます。
運動不足
通勤手段の変化や忙しさで活動量が減り、エネルギー消費が低下します。
🌿働き世代のための血糖コントロールのコツ
1
朝食を少量でも摂る
朝食を抜くと昼食後の血糖値が急上昇します。ヨーグルトとバナナなど手軽なものでもOKです。
単食にならないよう、タンパク質を意識できるとなお良しです。
2
昼食が遅い時の「補食」
昼食の時間が遅くなる場合は、血糖値の上昇が緩やかなナッツやチーズを少し食べておくのがおすすめです。
3
「ついで」運動のすすめ
通勤で1駅分歩く、エスカレーターではなく階段を使うなど、日常の活動量を増やしましょう。
4
食後の10分が効く
5〜10分の軽い運動でも、食後に行うことで血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
新生活は負担が大きいものです。
すべてを完璧にしようとせず、
できそうなことから少しずつ取り入れてみてください。
📋 外来からのひとこと:
春は環境変化で血糖値が乱れる方が多い季節です。気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。 ※ 参考文献(クリックで表示)
- American Diabetes Association. Standards of Care in Diabetes—2024
- 日本糖尿病学会 糖尿病診療ガイドライン2024
- Hackett RA, Steptoe A. Nat Rev Endocrinol. 2017
野村医院・たかの内科クリニック
糖尿病療養指導士(CDE)
